• 現在のお知らせはありません。

2026年11月01日(日)本日の番組表

UXニュースNEWS

2026.10.27火災で工場全焼した酒蔵「越後鶴亀」再出発に向け一歩 11月3日に販売【新潟】

火災で工場全焼した酒蔵「越後鶴亀」再出発に向け一歩 11月3日に販売【新潟】
11月に従業員が手作業で編んだ『ひもとカード』を添えた『純米酒』を販売
火災から約3カ月半、新たな環境で酒造りに取り組んでいます。7月の火災で工場が全焼した老舗の酒蔵『越後鶴亀』が、11月3日に販売を始めると発表しました。再出発に向けて一歩踏み出しました。

1890年創業の酒造会社『越後鶴亀』。8月から同じ新潟市西蒲区にあるグループ会社の峰乃白梅酒造の工場を間借りして、仕込み作業を始めました。

■越後鶴亀 横田伸幸製造部長
「めちゃくちゃ環境が違いますし、自分たち流に直して変えていったりとかで1カ月ぐらいは、もう本当に試行錯誤でずっと。」

7月19日の夕方に発生した火事。『越後鶴亀』の工場と周辺の住宅など4棟が全焼し、あわせて15棟の建物が焼けました。

■越後鶴亀 吉田和司社長
「燃えた後のがれきを見たときには、もうちょっと無理かなというのは頭に浮かんだところはありました。ご近所の方にご迷惑をおかけしたところもございましたので。」

今回の火事では、わずかな商品を残してすべての醸造設備やデータが焼失しました。

■入澤芽生記者
「火事があった本社工場跡地では、解体作業が続いています。」

火事のあと、住民説明会を開くなど対応を進めてきた越後鶴亀。再開への後押しになったのは、全国50社以上の酒蔵からの支援の申し出でした。届いたのは酒造りに欠かせない仕込み用のタンクなどです。

■越後鶴亀 吉田和司社長
「各酒蔵さんもそうなんですが、あとはお客様も。私どもの従業員が一番本当に勇気づけてもらいました。」

繁忙期である11~12月に間に合うようにと、気温が高いため普段は作業をしない8月から仕込みを開始。酒造りは順調で11月3日から販売を再開するとしています。

再出発を支えてくれた人たちへ感謝を伝えるため、11月に販売する『純米酒』には従業員が手作業で編んだ『ひもとカード』を添えます。

■越後鶴亀 横田伸幸製造部長
「応援の声がすごく励みになって、すべてそこに支えられて。支えてくださった方に飲んでいただいたときに、恥ずかしくないように絶対造りたい。」

越後鶴亀では工場を再建する方針ですが、場所については2027年春ごろまでに判断したいとしています。
ページのトップへ