2026.10.29賭博や横領の罪で有罪判決が確定 新潟簡裁裁判官の「弾劾裁判」始まる【新潟】
裁判官を辞めさせるか判断する弾劾裁判
オンラインカジノでの賭博や公務員宿舎の共益費の横領の罪などで有罪判決が確定した簡易裁判所の裁判官をめぐり、裁判官を辞めさせるか判断する弾劾裁判が始まりました。
新潟簡裁の森本暁史裁判官(52)は、5月にオンラインカジノでの常習的賭博や管理当番をしていた公務員宿舎の共益費・約278万円を横領した罪などに問われ、懲役3年・執行猶予4年の有罪判決が確定しています。森本裁判官は、裁判官を辞めさせるかどうかを判断する国会の弾劾裁判所に訴追され、28日初公判が開かれました。
森本裁判官は「私のやった行為というのは国の裁判制度の信頼を著しく失うものでしたから、争うことはありません」と訴追内容を認めました。
訴追委員は、冒頭陳述で森本裁判官が業務にあたる時間内でもオンラインカジノでの賭博を行っていたことや、横領の発覚を恐れて銀行の取引明細書を偽造したことなどを指摘しました。また、動機についてクレジットカードの支払いに困窮し、海外FXを始めたもの借金が増え、さらに原資を増やすことを考えてオンラインカジノ賭博や横領を行ったとも指摘しました。
上川陽子訴追委員長は「極めて大きい国民の信託に対する背反であり、著しい非行と評価されるべき」として罷免の判決が相当と主張しました。裁判はこの日で結審し、次回 判決が言い渡されます。