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2026.09.28クマのエサは・・・専門家に同行取材 ブナの実は「豊作」【新潟】

クマのエサは・・・専門家に同行取材 ブナの実は「豊作」【新潟】
今年も人里でエサを食べることを覚えたクマには注意を
今年は、ツキノワグマのエサになるブナなどの木の実が県内全域で豊作となっています。今年のエサの状況について、専門家の調査に同行しました。

ブナ林が広がる魚沼市大白川。クマの生態に詳しい新潟大学の名誉教授・箕口秀夫さんの調査に同行しました。箕口さんは7年前から大白川にカメラを設置して、クマやイノシシなどの野生動物の動きやエサの状況を調査しています。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「枝の先にブナの実。ブナはクルミと一緒で脂肪とかタンパク質をものすごく多く含有している。クマが冬越しの前に食べるには一番とっておきのエサ。」

箕口さんによると、ブナは早いものだと9月中旬~下旬に実が落ち始め、10月に入ると実が落ちる最盛期を迎えると言います。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「これから1カ月くらいが山の動物たちにとって山中がエサに覆われていく。」

今年はブナの実が2018年以来の豊作で、さらに大豊作の年だと言います。

8月18日、別の場所にある定点カメラが捉えたのは、水芭蕉の葉っぱを食べるクマ。大白川ではクマ以外にもニホンジカやイノシシなど、様々な動物が目撃されています。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「ブナが豊作のときはクマも栄養をたくさんとれるので、このあと冬ごもりの間に子どもがたくさん生まれる。」

また、豊作の翌年はブナが種を作ることができず、凶作になると言われています。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「昨年ブナが凶作で子グマがたくさんいた。来年は昨年と同じような状況が起こるのではないか。」


県内は、2025年度のクマの出没件数が統計開始以来 過去最多となる3528件。2027年はクマの出没が増えることが予想されるため、箕口さんは「早めの準備が必要」と話します。

また、今年も人里でエサを食べることを覚えたクマには注意が必要です。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「山の実りが豊作でも、人里に出てくるクマはそれなりにいると考えておかなければいけない。」
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