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2026.10.07【特集|新潟市長選】三つどもえの戦いか 3人の顔ぶれ:11日告示【新潟】

【特集|新潟市長選】三つどもえの戦いか 3人の顔ぶれ:11日告示【新潟】
新潟市長選挙は11日に告示、25日に投開票
まもなく告示を迎える新潟市長選挙には、これまでに現職と新人2人が名乗りを上げています。立候補を予定する3人は何を訴えるのか。告示直前の動向をお伝えします。

―――<現職 中原八一氏(67)>
告示まで1週間となった4日。日曜日で家族連れが集まる東区のイベントに顔を見せた現職の中原八一さん。中原さんは、自民党の県議や参議院議員を経て2018年に市長選で初当選し、現在2期目。8年務めてきた現職として知名度に自信をのぞかせます。

■現職 中原八一氏
「“中原八一”という名前は広がっていると思う。そういう場面が多くなってきた2期8年で4年間よりも今回の2期8年面の方が。」

新人2人との対決を前に焦りはありません。

■現職 中原八一氏
「やらなければならない事とやりたい事を述べれば、相手の方との差はおのずと出てくる。」

選挙戦では、自民党の国会議員や県議・市議などが中原さんを支えます。中心となる市議会の保守系会派『翔政会』は、能登半島地震の対応など中原さんの実績を評価。「二人三脚でやってきた」と3選に向け、引き続き後押しする構えです。

先月開いた選対の発足式には約100人が集まり、公明党や新潟維新の会の市議も出席していました。

■自民党 齋藤洋明衆院議員
「本来やりたかった種まきがまだまだできていないのだと思います。その分この3期目余計に頑張っていただくためにも、たくさんの票をそれぞれの持ち場持ち場で出していきたいと思っている。」

■自民党 高橋直揮県議
「次の4年間、中原市長1人ではできない。みなさんと一緒に新しい新潟市、人口を流出させない施策を打っていけるような新潟市をみなさんと作ろうではありませんか。」

3期目に挑む中原さん。7日、公約を発表しました。

『若者や女性を応援』『子育て』『安心』といった3つの柱でまちづくりを進めるとし、目玉政策としてにいがた2kmに加え、現在開発が進む鳥屋野潟南部までを新たな都心軸として設定することや、市内の小・中学校の体育館に空調設備を整備することなどをあげました。

■現職 中原八一氏
「政策の総動員で人口減少社会のまちづくりに挑戦していきたい。さらに輝きを増す新潟の実現に向けて、引き続き市政の先頭に立ってやり遂げていきたい。」



―――<前新潟市議 青木学氏(60)>
先月末、新潟市議を辞職した青木学さん。中原市政と異なる選択肢を求める市民がいると出馬を決意しました。

■前新潟市議 青木学氏
「中原市長のもとで作られた総合計画なのですが、すべてこの最重要課題について目標値を達成していないんです。」

新潟市生まれで、1995年から新潟市議に8期連続当選。全盲の市議としてバリアフリー社会の実現にむけた活動にも取り組んできました。市長選では、『小学校の給食について保護者負担復活ストップ』や『液状化対策の住民負担ゼロ』など、市民生活の負担軽減に向けた政策を掲げています。

■前新潟市議 青木学氏
「中原市政とは違う新しい市政を掲げて戦っていきますので、中原氏と私の対立・戦いという構図。」

無所属で出馬する意向を示している青木さん。青木さんを支援する会の共同代表には、水俣病患者や視覚に障がいがある人・LGBTQ当事者などが名を連ねます。政党色を薄めて幅広く支持を固めたい考えがにじみます。


一方、各党の対応は。
所属する社民党県連や共産党は、自主支援する方針を決定しています。そして、焦点となっていた立憲民主党県連の対応について3日の常任幹事会で・・・。

■立憲民主党県連 大渕健代表代行
「県連としては自主投票。関連のある市議は青木氏を自主的に応援していく。」

党独自での候補者擁立を断念。所属する新潟市議は、個々で青木さんを応援する方針だということです。

県組織をもたない野党系国会議員は・・・。

■民主改革の会 西村智奈美衆院議員
「今回は個人として青木氏を応援していきたいなと思っています。新潟市をこうしたいという明確なビジョンをもっていると私は思います。」

告示日が迫り、各所へあいさつ回りに出向いているという青木さん。

■前新潟市議 青木学氏
「新潟市の市民所得の水準というのは、中原市政の8年間において全国との差が広がる一方。」

30年以上市議として市政を見てきた経験や、ともに活動してきた市民団体との関わりを強みに選挙戦に臨みます。

■前新潟市議 青木学氏
「私自身の政策がとくに現職の中原氏とは異なっていて、新しい選択肢になっていると思いますので、そのことを市民の皆さんにその違いをよくお伝えしていきたいなと思っています。」



―――<経営人事コンサルタント 早武淳氏(60)>
経営人事コンサルタントの早武淳さん。先月、新潟市長選挙の立候補予定者説明会に出席し、出馬の意向を明らかにしました。

■早武淳氏
「もともと新潟市政とか都市構造について論考を重ねていて、やはり分析とか批判だけではなくて、自らがそのかじ取りをやるべきではないかと自分自身思うに至りました。」

早武さんは新潟市出身の60歳。広告代理店に31年間勤務したのち、関連会社の役員などを経て、現在は新潟に戻り経営人事コンサルタントを務めています。

政策の柱として、『市民の生命財産を守ること』『新潟市外から人とお金を呼び込むこと』『市政の優先順位と評価基準を明確にすること』の3つを掲げました。防災を一番優先度の高い課題に挙げ、現在進められている液状化対策についても住民負担は求めないとしています。

■早武淳氏
「新潟市の課題を構造的に捉えて、それを市民の皆さんに整理した上で選択肢を提示して優先順位を示して実行する。都市経営者として市長の責任を受けたい・果たしたいと考えている。」

この日は、新潟水俣病共闘会議の事務所を訪れていました。新潟水俣病阿賀野患者会と新潟水俣病共闘会議は、新潟市長選の立候補者に向けて公開質問状を送り意見を求めていました。

新潟市の課題について整理しようと、自身の疑問などを関係者に話を聞いてまわっているという早武さん。この日も新潟水俣病の問題の現状を捉え直したいと訪れました。

■早武淳氏
「最優先でしょ。防災を第一に掲げているが、同列かもしくは上。でも難しい・・・知見者と意見交換しながら考えていきたい、即答は難しい。」

大きな支援組織を持たず、今回の選挙戦はSNSを中心に訴えを広げたいと意気込みます。

■早武淳氏
「名前の連呼や選挙カー走らせたり、組織を作ったりは一切やらずに。超ミニマム選挙活動。ポスターも1600カ所弱、全部貼れないんですよ。400ぐらい場所を絞ってやらないといけません。なかなかしんどいです。政策をきちんと自分の頭で練って、自分の言葉で発信する。これが私の一番の強みじゃないかなと思う。」


新潟市長選挙は、11日に告示、25日に投開票です。
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