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2026.10.14約350年の歴史を誇る「北條家住宅」一部が宿泊施設に 13の国と地域の個人が出資【新潟・佐渡市】

約350年の歴史を誇る「北條家住宅」一部が宿泊施設に 13の国と地域の個人が出資【新潟・佐渡市】
国指定の重要文化財の「主屋」を中心に、長屋門と三つの蔵が国の登録有形文化財
歴史的建造物を守る新たな取り組みが、佐渡市で行われています。350年の歴史を誇る北條家住宅の一部を世界13の国と地域の個人からの出資を受け、再生するプロジェクトが進められています。

佐渡市金井地区にある北條家住宅は、江戸時代 僧侶であり漢方医でもあった初代・北條道益の時代から約350年の歴史を刻んできた邸宅です。建物は5棟で構成され、国指定の重要文化財の主屋を中心に長屋門と三つの蔵が国の登録有形文化財です。

■北條家の親戚
「こちらは昔 取ってきた米を脱穀する作業場になる。こちらがフロントになる予定。」

東京に本社を置くPlanet Labs(プラネットラボズ)が、歴史的建造物を共同所有するプロジェクトを実施しています。三つの蔵は最大7人が泊まれる宿泊施設などに改修され、2027年春に開業予定です。

■Planet Labs 西村環希代表取締役
「地域だけ個人だけでは保全し続けたり活用が難しいようなものがあるなかで、共同で出資を募って保全活用をするというような仕組みを提供。」

個人の出資者を募ったところ、日本をはじめシンガポールや台湾など13の国と地域の75人から約3700万円が集まりました。共同オーナーとして三つの蔵の再生に使われます。

■Planet Labs 西村環希代表取締役
「主にリノベーション。北條家の今のままの姿を残しつつも、滞在する方が過ごせるような空間づくりに使われる。」

また、北條家が漢方医だったことから野草・薬草を使った体験コンテンツも計画しています。一方、主屋は国の補助金を活用し、かやぶき屋根などの保存修理工事が行われています。


北條家第11代当主の弟・北條規さん。老朽化により親の代から住んではいませんでしたが、換気や掃除を続けてきたと言います。登録有形文化財は維持管理費が所有者負担となるため、大きなネックとなっていました。

■11代当主の弟・北條規さん
「毎年 ランニングコストで100万とかかかるので、今まで1000万円、2000万円くらいのお金がかかってきた。このときにやっていかないと、その先兵糧(ひょうろう)尽きるという状況になってきたので、出資者の方には感謝しかない。」

今週末には共同オーナーが現地に集まり、蔵の見学などが行われます。

■Planet Labs 西村環希代表取締役
「大事な部分は残しつつ、人が来て快適に過ごせる・おもしろいと思ってもらえる仕掛けづくりをしながら残すと活用の両輪で進むのが大事。」
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