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2026.10.22【特集|新潟市長選】支持拡大を図る3人の候補者:選挙戦を追う【新潟】

【特集|新潟市長選】支持拡大を図る3人の候補者:選挙戦を追う【新潟】
10月25日投開票
10月25日投開票の『新潟市長選挙』には3人が立候補しています。届け出順にいずれも無所属で、新人の早武淳さん、新人の青木学さん、現職の中原八一さんです。

選挙戦も終盤に入り、支持拡大を図る3人の候補者たち。それぞれの選挙戦を追いました。


―――<無所属・新 早武淳候補(60)>
21日、西蒲区の公民館にやってきた新人で経営人事コンサルタントの早武淳さん。

■無所属・新 早武淳候補(60)
「まぁまぁ集まってくださっている気が・・・。」

街宣カーに乗っての活動や街頭演説は行わず、SNSの更新や各地で開く個人演説会で支持を訴える独自の選挙戦を展開しています。この日は11人が参加。大手広告代理店に31年勤務し、関連会社で役員を務めた視点などから、市が行う事業に優先順位をつけるべきと訴えています。

■無所属・新 早武淳候補(60)
「企業経営の出身ですので、これを全部一気に進める財源がどこにあるんだと。それに加えて西堀ローサとかアリーナとか三越跡地再開発とか、これだけやる余力はないんじゃないの。」

投資をするべき例として挙げているのが、古町の歴史や文化を生かして富裕層やインバウンド客を呼び込む『夜の迎賓都市』とすることと、農業と食品加工から物流・輸出までをつなぐ『食産業エコシステム』の構築です。

■無所属・新 早武淳候補(60)
「手っ取り早く成功する確率が高いから。一番お金のもうかる食品加工で最終製品までつなげて、市内に集積地をつくって、そこから輸出をする。農業に関するものは、ほぼパーツがそろっている。足りないピースを少し埋めるだけ。」


16日、西区での個人演説会に臨んだ早武さん。

■無所属・新 早武淳候補(60)
「(Q.この場所を選んだ理由は?)やっぱりここすぐ下が液状化起こした場所だから。」

防災対策を最優先課題に掲げていて、複合災害に対応するまちづくりを訴えました。

■無所属・新 早武淳候補(60)
「患者さんを運ぶための幹線道路だけでも2mくらいの高さまで土盛りをして補強工事をやって、救急車なり患者が歩いてこれるように冠水したらいけない。」

個人演説会では、支援者との対話も意識。投開票まで1週間となった18日に秋葉区で開いた演説会では、こんなやりとりも・・・。

■参加者
「街宣をやらない考えは分かるが、1週間しかない中でどうやって市長になるのか。」

■無所属・新 早武淳候補(60)
「6万人の方が(早武候補の投稿が)スマホで表示された、そのうちの8000人が私の文章を読んで賛成・反対を文章として投げかけてくる。これって街宣100回以上の効果だと思う。」

早武さんの訴えに関して、議論が加速してきていると手ごたえを感じています。

■無所属・新 早武淳候補(60)
「前よりもやりとりの頻度が高くなっているので、気が抜けない。周りの人に拡散していってくれる、じかに濃い話をしていますから。その効果がいい。名前を覚えてもらったって、中身が伝わらなきゃ意味がない。」


―――<無所属・新 青木学候補(60)>
無所属・新人で前新潟市議の青木学さん。20日、中央区出来島の街頭に立ちました。

■無所属・新 青木学候補(60)
「低迷を続けているいまの市政を続けるのか、その大きな選択が問われている重要な選挙。」

『全盲の市議』として新潟市議を31年務めた経験をもとに人に寄り添う市政を掲げ、現市政の転換を訴えます。夜は、西区での個人演説会で100人の市民を前に主要政策に掲げる『液状化対策の住民負担ゼロ』を強調しました。

■無所属・新 青木学候補(60)
「被災者の皆さんがこの住民負担の問題で悩むことなく、1日も早く気持ちを切り替えて明日に向かって新たな一歩を踏み出せるように、全力で応援していきたいと思っています。」

会場には、地元選出の野党系市議の姿が。特定政党の支持を受けない青木さんを個人の立場で支援し、それぞれ選出の区で街宣に帯同するなど支援体制が組めているといいます。

■無所属・新 青木学候補(60)
「8区がバランスよく発展していく。」

21日は、西蒲区・南区・秋葉区を回った青木さん。陣営は、地元・中央区以外の7区での知名度が課題と分析し、街宣車でくまなく回って政策を訴えます。この日の昼食はお弁当。

■無所属・新 青木学候補(60)
「事務所に近いときは事務所で食べていますし、ちょっと遠くに来たときはその地域でお弁当用意していただいているので、これはこれでまた楽しみ。」

SNSでの発信にも力を入れ、世代を問わず知名度の向上に手応えを感じているといいます。

■無所属・新 青木学候補(60)
「スタートラインとすれば、私自身の名前は知らないという人も多かったと思うが、そこは選挙戦を通じて非常に広く私の名前と考えを浸透してこれているという実感はある。」

告示日以降、一貫して中原市政の批判を展開してきた青木さん。小学校の給食費無償化の継続や『にいがた2km』を超えた市内8区全体の発展など、現職との違いを強く訴えます。

■無所属・新 青木学候補(60)
「8区全体がバランスよく発展する市政、こうした市政を目指すのか。それともいまだに『にいがた2km』内の箱物建設にこだわって低迷を続ける現市政を選ぶのか。各地域に行くところ行くところで期待の声・応援の声をいただいてすごい手ごたえ感じているので、それをまたさらに大きな輪にして最終日迎えていきたいなと思う。」


―――<無所属・現 中原八一候補(67)>
20日、雨が降るなか通勤・通学の時間に街頭で手を振る現職の中原八一さん。

■無所属・現 中原八一候補(67)
「朝の出勤や学校に行く様子を見られて皆さん頑張っているなと思うので、私も負けずに頑張っていきたい。」

都心軸を『にいがた2km』から鳥屋野潟南部まで広げ中心市街地のまちづくりに取り組むことや、小・中学校の体育館に空調設備を整備すること、アリーナの新設など様々な公約を掲げ各地でマイクを握ってきました。

液状化対策工事に向けた検討が進む西区・黒埼で開催された個人演説会では、相手候補と主張が分かれている住民負担について説明。

■無所属・現 中原八一候補(67)
「事業ができるところと事業を全くしてあげられないところとの差を埋めるために、できるところについては住民の皆さんから負担をいただきたい。国と県に要望しているので、住民負担を下げられるように頑張っていきたい。」

自民党の国会議員・県議や保守系市議らのサポートを受けながら、支持を訴えている中原さん。しかし、序盤の個人演説会では空席もあり、陣営は支援者の楽観ムードや投票率の低さを懸念。応援演説に立つ議員らは支援者の引き締めを図ります。

■自民党 内山航衆院議員
「『今回、中原市長勝つぜ』ってちまたで言っている人いるかもしれないが、選挙はとんでもない、本当に選挙は厳しい。1票1票積み重ねてもらいたい。」

■自民党 佐藤純県議
「次の中原市政の原動力に我々1人1人が責任を持って押し上げていく、この覚悟を世間に我々が示さなければいけない大切な選挙。」

自身3回目の市長選挙。

■無所属・現 中原八一候補(67)
「選挙中なんでカツにしてくれたんだと思う。お昼ご飯をみんなで食べるのが一番楽しみ。」

演説では、各地域の事情に合わせた内容を意識しています。

■無所属・現 中原八一候補(67)
「秋葉区においては産業をつくっていくことが大事。この新津に食料供給基地もつくっていこうではないですか。」

終盤に入り、訴える内容を絞っていると話す中原さん。3期目へ、更なる支持拡大を図ります。

■無所属・現 中原八一候補(67)
「いくつも言うよりも、災害の問題や将来に向けたアリーナなど、そういうところに重点が移ってきている。2期8年の継続もある、そうした内容を取り組んでいくと皆様に誓いながら、この選挙戦を進めていきたい。」
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