2026.10.28危険な作業に最新技術「ドローン」で下水道管を点検、課題も【新潟・長岡市】
長岡市は1~2年後をめどに下水道管の点検にドローンを導入する方針
ドローンが活躍するのは空の上だけではありません。長岡市は、ある公共インフラの点検にドローンを活用しようと実証実験を行いました。そのインフラとは・・・地下にある『下水道管』です。
地下から出てきたのはドローン。長岡市にある長さ約50mの下水道管に入り、内部にひび割れや水漏れがないかを点検しました。
下水道管の点検に『ドローン』を使う理由は・・・。
■長岡市下水道課 小林司課長
「命に直結するガスの確認をして、過酷ななかでの調査がドローンによって多少でも軽減されるのであれば、ドローンに調査をシフトしていくのがいいのでは。」
老朽化した下水道管からは、硫化水素などの有毒ガスが発生する危険があります。2025年1月の埼玉県八潮市での道路陥没事故のあと、国土交通省はこうした管を点検する際はドローンなどを活用するよう通知を出しました。28日の実証実験はこれを受けてのもので、映像が鮮明に撮影できることを確認しました。
ただし、課題もあるといいます。
■長岡市下水道課 小林司課長
「ひび割れが何mmあるかとか『正確性』が人が実際に入って測ったものと正しいのかどうかは課題。」
長岡市が2025年に実施した緊急点検では、約61mの下水道管で改修が必要な箇所が見つかりました。
■長岡市下水道課 小林司課長
「現在速やかに工事が着手できるように実施設計を進めているので、陥没事故につながることがないように速やかに工事に移していきたい。」
長岡市は、1~2年後をめどに下水道管の点検にドローンを導入する方針です。