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2026年11月04日(水)本日の番組表

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2026.11.04火災で工場が全焼「越後鶴亀」全国50社以上の酒蔵から支援の輪 待望の販売再開【新潟】

火災で工場が全焼「越後鶴亀」全国50社以上の酒蔵から支援の輪 待望の販売再開【新潟】
越後鶴亀は工場を再建する方針
2026年7月の火災で工場が全焼した新潟市西蒲区の酒蔵『越後鶴亀』が、3日販売を再開しました。復活を後押ししたのは、全国の酒蔵から寄せられた〝支援の輪〟です。

3日、新潟市中央区で開かれた『新潟SAKEフェア』。県内13の酒蔵が自慢の酒を提供しました。この日を特別な思いで迎えた酒蔵がありました。1890年創業の『越後鶴亀』です。

■越後鶴亀 吉田和司社長
「大変なこともございました。でもようやくここまで来た。とにかくいまはほっとしている。」


7月19日の夕方、越後鶴亀の工場から出火。火は周辺の住宅などにも広がり4棟が全焼。合わせて15棟の建物に被害が及びました。この火事で、酒造りに必要な醸造設備をすべて失いました。

■越後鶴亀 吉田和司社長
「燃えた後のがれきを見たときには、もうちょっと無理かなと頭に浮かんだところはあった。」

再起を後押ししたのは、全国50社以上の酒蔵から届いた支援の申し出です。8月には同じ西蒲区にあるグループ会社『峰乃白梅酒造』の工場を間借りして仕込みを再開。酒造りに欠かせないタンクなどは支援で送られてきたものを使いました。

■越後鶴亀 吉田和司社長
「各酒蔵もそうだが、あとはお客様に従業員が一番勇気づけてもらいました。」

■越後鶴亀 横田伸幸製造部長
「めちゃくちゃ環境が違いますし、自分たち流に直して変えたり、1カ月くらいはもう本当に試行錯誤でずっと。応援の声がすごく励みになって、すべてそこに支えられてなので、支えてくださった方に飲んでいただいたときにも恥ずかしくないように絶対造りたい。」

火災から3カ月―
純米酒を含む2種類の酒が復活。支えてくれた人たちに感謝を伝えるためメッセージを添えました。

10月末、納品のためなじみの酒店に向かいます。
■越後鶴亀営業部 団原圭輝さん
「ありがとうございます。たくさん注文いただいて。」

■長谷川屋 佐野唯さん
「待っているお客さんめっちゃいるので。」

待ちわびていたという気持ちは、意外なところにも・・・。

■越後鶴亀営業部 団原圭輝さん
「見えてしまいましたよ、靴下。」

■長谷川屋 佐野唯さん
「ばれました?」

■越後鶴亀営業部 団原圭輝さん
「『越弌』という越後鶴亀の地酒のソックス。それをいまはいてくださっている。」

■長谷川屋 佐野唯さん
「恥ずかしいな。今日来ると聞いていたので。」

■越後鶴亀営業部 団原圭輝さん
「うれしい。ありがとうございます。」

■長谷川屋 佐野唯さん
「復旧にはすごい時間がかかると思っていたが、酒蔵同士の連携が取れているというのも越後鶴亀の人格のなせるところかなと思っている。」


迎えた、販売再開の日。
新潟市のイベント会場には、越後鶴亀のファンが駆けつけました。

■新潟市から
「もともと好きだったので本当に頑張ってほしい。」

販売用ではない酒も用意されました。

■越後鶴亀 吉田和司社長
「火事の現場から出てきた数百本。支援していただいたお客様と一緒に乾杯したいと思い、販売するのをやめてイベントなどに参加したとき、皆さんに飲んでいただきたいと思いお持ちしております。」

存続の危機を乗り越えて、歩みを進めます。

■越後鶴亀 横田伸幸製造部長
「『おいしい おいしい』と言ってみんな飲んでくださるが、『頑張ってね』という言葉がしみまして、ちょっとウルウルきています。酒造りの楽しさというか、造れるありがたさみたいなのが何倍にもなってきているので、本当に一日一日を大事にして造っている。」

■越後鶴亀 吉田和司社長
「うちの杜氏いわく、火事の前に勝るとも劣らない酒ができました。非常に良い出来と言っておりますし、私自身もそう思っておりますので、自信を持って皆様にお届けできると思っております。」

越後鶴亀は工場を再建する方針で、場所については2027年春ごろまでに判断したいとしています。
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