2026.10.02ユニークなイベント「中身が分からない本」中学生が読書のきっかけ作り【新潟・三条市】
イベント『中身が分からない本』は11月15日まで
若い世代の読書離れが進むなか、本を読むきっかけを作ろうと三条市の図書館で中学生らがユニークなイベントを始めました。
三条市の複合施設『まちやま』にある市立図書館。入り口近くのブースには、カラフルなブックカバーがつけられた中身がわからない本が並べられていました。本のジャンルは歴史や哲学・スポーツなど10種類で、手にとった段階で初めて内容が分かります。三条市や近郊の住民などで図書館の登録をしていれば2週間借りられます。
■イベントに参加 高校3年生
「『なんで古墳を造ったの?』という本です。私が普段選ばない本を手に取ることができるのでいいな。」
9月30日の休館日。準備を行ったのは第三中学校の生徒たち。本が好きな有志や図書委員が参加しました。中学・高校生に本を読むきっかけを作ろうと中学校と図書館が企画しました。
■準備に参加 宮島蒼さん(中学2年生)
「(Q.本の良さは?)文字が多かったりするので、自然に語彙(ごい)力がついたり集中力がつく。」
■準備に参加 佐藤光敏さん
(中学2年生)
「読む人も少なくなっていると感じる。良さをみんなに理解してもらえるとうれしい。」
全国学校図書館協議会によると、1カ月の平均読書冊数は中学生・高校生ともにこの2年で減少しています。背景にあるのがやはり・・・。
■あまり読書せず 中学2年生
「スマホがあるからそっちで読んじゃう。(Q.スマホの利点は?)速さ・読みやすい。」
■三条市立図書館 丸山善三館長
「第一に考えられるのは『デジタル化』。スマホとかパソコンで手軽に(情報を)見られる。今回の企画を使って子どもたちに本に向かっていただきたい。」
10月1日からイベントがスタート。普段本をあまり読まないという高校生がブースにやってきました。
■高校1年生
「まじでこういうものをしたくて。」
■高校2年生
「(企画に)そそられました。めっちゃ楽しい。(Q.これを機に本を読み始めようかなとは?)思いました。」
準備にあたった第三中学校の生徒も普段本を読まないという友人を連れてきました。
■普段あまり読書せず 中学2年生
「早口言葉の本ですね。絵がある本だと楽しめるかなと。週に2日でも読んで、ちょっとずつ読む機会を増やしていければいいな。」
■準備に参加 佐藤光敏さん(中学2年生)
「思っていたよりみんな本に集中していたりしてうれしかった。(みんなが)本とか読んだりする機会が増えるとうれしいなと思います。」
イベント『中身が分からない本』は11月15日までです。