2026.10.13VRを活用し「幻視」体験 第四北越銀行で認知症・介護研修【新潟】
介護される人の目線に立ったVRの研修
第四北越銀行は、職員を対象にVR=バーチャルリアリティを活用した介護研修を実施しました。
研修は、今年40歳になる行員やグループ会社の社員を対象にしたもので、育児介護休業法が2025年に改正されたことを受けて行われました。約40人の参加者は、専用のゴーグルとヘッドホンを着け、認知症によって実在しない人物や虫などが見える『幻視』を体験。
■参加者
「見ていて怖かった。ドアを開けたら知らない人がいる。知らない人がそこら中にいたら自分なら悲鳴を上げる。VRを使って自分事の視点で見られるのは良かったと思う。」
また、認知症の家族と同居して介護と仕事を両立する人の生活や、要介護者の施設での暮らしを疑似体験。認知症患者への向き合い方や、地域や職場などのサポートの重要性について理解を深めていました。
■参加者
「自分自身がもし介護する立場になったとき、にこやかに動揺せずに敬意を持って接することが重要だとよくわかった。今後は職場のなかでも相談しやすい環境づくりや、親とのコミュニケーションもしっかり取っていこうと思った。」
■第四北越銀行人事部DE&I推進室 髙橋瑞穂さん
「まだ40歳だとなかなか介護に対する理解も難しいと思ったので、介護する人ではなく介護される人の目線に立ったVRの研修を取り入れた。」
第四北越銀行は今後、県内の団体と連携し、企業向けの体験会を予定しているということです。