2026.10.19【新潟市長選】投開票まで残り1週間 ラストサンデー 3候補が支持拡大図る【新潟】
投開票は10月25日(日)
10月25日に投開票が行われる『新潟市長選挙』には3人が立候補しています。届け出順にいずれも無所属で、新人の早武淳さん、新人の青木学さん、現職の中原八一さんです。
選挙戦最後の18日(日)、各候補者は新潟市の繁華街などで支持を訴えました。
―――<無所属・新 早武淳候補(60)>
新人の早武淳さんは、新潟市秋葉区の新津地域交流センターで個人演説会を開きました。有権者を前に、早武さんは古町地区を『昼の商店街』から『夜の迎賓都市』にしたいと訴えます。
■無所属・新 早武淳候補(60)
「あのまちは巨大な観光資源が眠って使われていない。古民家風の建物を建てて、若者のクラフトショップ入れるでもなんでもいい。そこで新潟ならではの食を提供して、重要無形文化財に指定された『市山流』という古町発祥の日本舞踊がある。外国人の富裕層、喜んで見に来る。」
このほか、能登半島地震で被災した地域の復旧や道路・上下水道など生活基盤の再建を最優先課題として取り組むほか、すべての事業に「推進・停止・先送り・撤退」の判断基準を設けることなどを訴えています。
■無所属・新 早武淳候補(60)
「あまりにも財政基盤が脆弱(ぜいじゃく)な中で、できもしない将来負のレガシーになりかねないものを作るものをどうやって延期させるか、防衛策を先に取らざるを得ない。ちょっと後ろ向きで地味だなと言われるが、じゃないと新潟の破綻の方が先に来る。」
これまで街頭演説や街宣車での活動は行わず、個人演説会やSNSでの訴えに注力してきた早武さん。特定の政党の支援を受けず独自の戦いを見せるなか、参加者から「あと1週間でどうやって市長になるのか」という声も上がりましたが、「SNSでの活動に手ごたえを感じている」と自信をのぞかせます。
■無所属・新 早武淳候補(60)
「僕の意見に共鳴してくださった方が各個人が展開してくださっている。この動きが増えてきたなと。これがもっともっと増えてきてくれれば、街頭に立つ以上の効果だと思う。」
―――<無所属・新 青木学候補(60)>
無所属・新人で前新潟市議の青木学さん。18日は万代地区でトーク集会を開き、新潟市が先週公表した地下街・西堀ローサ跡地の活用案への批判を繰り広げました。
■無所属・新 青木学候補(60)
「先日(活用案の)6パターンが出て、最低でも150億円、最大260億円くらい税金がかかる。あまりにも非現実的な数字が出てきていると思う。私が市長になったら、西堀ローサ・地下街にはお金を投入するつもりはない。」
告示日以降、一貫して中原市政を批判。訴えも小学校の給食費無償化の継続や『にいがた2km』ではない市内8区全体の発展、液状化対策の住民負担ゼロなど、現職との違いを強く意識した内容が中心です。
陣営は、市議としての選挙区だった中央区以外の7区で知名度が課題と分析。各区の住宅街に入り、街宣車でくまなく回って政策を訴えています。
■無所属・新 青木学候補(60)
「この限られたにいがた2kmに湯水のように貴重な税金をつぎ込む。脱2kmを果たして、8区全体が本当にバランスのとれたいい形で発展をしていく。そういう新しい市政を築いていく。」
特定政党の支持を受けない青木さんを支えるのは、個人の立場で支援する野党系の市議ら。地元の地区で、街宣ルートを検討したり応援演説をしたりして協力しています。
■無所属・新 青木学候補(60)
「すごい手ごたえを感じている。私の政策そのものが現市政とは異なる選択肢になっている。すべてのみなさんに、思いと政策をいろんな形で伝えていきたい。」
―――<無所属・現 中原八一候補(67)>
日曜日で家族連れでにぎわう東区の寺山公園に姿を見せた現職の中原八一さん。
■無所属・現 中原八一候補(67)
「いいお天気、子どもたちが楽しそうに遊んで。子どもさん大事に育ててください。新潟市も応援しています。」
演説では、目玉政策として掲げる小・中学校の体育館への空調設備の整備のほか、妊産婦がオンラインで相談できる体制の構築や放課後児童クラブの預かり時間の延長など、子育て政策について訴えました。
■無所属・現 中原八一候補(67)
「共働き率が政令市の中で一番多い新潟市で、共働きの皆さんを応援することにつながると考え、できるだけ早期に放課後児童クラブの預かり時間を延長できるように努力する。」
約100人が集まった東区・大形地区での個人演説会では、公共施設の再編について訴えました。
■無所属・現 中原八一候補(67)
「数たくさんあるやつ(公共施設)を総量を削減させてくださいといって、地域の皆さんにお願いをさせていただいている。公共施設を一つの場所に集約をして多目的化・複合化という言葉で、そこに全部それまでの機能を一つの建物に集める。」
市議会保守系会派の翔政会の市議を中心に自民党の国会議員や県議らのサポートを受け、選挙戦を展開している中原さん。折り返しに入り「少しずつ盛り上がってきたと思う」と口にする一方で、後半戦で更なる支持の拡大を狙います。
■無所属・現 中原八一候補(67)
「選挙に関心がない人ももしかしたらいるかも知れないので、今回私が3期目に挑戦している選挙なんだと皆さんに認識してもらって、公約に則ったことを行ったうえで新規のものを進められるように努めていきたい。」