2026.10.01【特集|大相撲】独自取材でひも解く強さの秘密「横綱・大の里」糸魚川で磨いた心技体【新潟】
6度目の優勝を果たした横綱・大の里
大相撲九月場所で復活の優勝を遂げた横綱・大の里。その技と心は、糸魚川市で過ごした中学・高校時代に磨かれました。UXの独自映像とともに、強さの秘密をひも解きます。
左肩のケガを乗り越え、1年ぶり6度目の優勝を果たした横綱・大の里。
■横綱 大の里(26)
「本当にたくさんの支えがあったからこそ、ここまで頑張ることができたと思うので、まずは率直に結果が出てうれしい。」
優勝の瞬間、歓喜に沸いたのは、糸魚川市。
■糸魚川市民
「いやー、よく頑張ってくれました。うれしいです。ほんと大の里ありがとうです。」
■糸魚川市民
「いやー、最高です。本当にもう、よく勝った。(Q.大の里は糸魚川市民にとってどんな存在?)もう誇りですよ。」
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大の里が中学・高校の6年間を過ごした糸魚川市。石川県の親元を離れ、相撲留学。厳しい稽古に耐えながら、前に出る相撲に磨きをかけました。
■大の里(中学3年)
「(Q.将来の夢は?)大相撲。自信を持っています。」
寮に入り、仲間との共同生活。
■大の里(中学3年)
「(Q.この中で一番食べるのは?)自分です。」
高校1年生でインターハイ個人戦『準優勝』。3年生の時には、高校選抜大会で『優勝』しました。90kg台だった体重は6年間で150kg台に。海洋高校相撲部総監督の田海(とうみ)哲也さんは、他の選手との違いをそばで感じていました。
■海洋高校相撲部 田海哲也総監督
「大の里は学習力もあるし研究熱心だし、同じ負け方をしないというのは12歳の時からあった。」
田海さんの妻・恵津子さんも、寮の食事で大の里を支えました。
■田海総監督の妻・恵津子さん
「大の里は食べるのが得意な方だったので、体が大きくなる素質を十分持っていた。好き嫌いなく何でもパクパク食べてくれた。」
育まれたのは、体力だけではありません。
〝相撲の町〟として知られる糸魚川市。相撲部の選手たちは市民に愛される存在です。大の里も町に溶け込んでいきました。相撲部が外国人観光客を受け入れることも。
町の温かさにふれながら『心』を
相撲部の稽古で『技』を
寮の食事で『体』を
6年間で『心・技・体』を磨き上げました。
■海洋高校相撲部 田海哲也総監督
「(大の里は)色々な経験をした中でいつもその取り組みに、明るく元気に取り組んでいた。中学・高校の6年間は良い経験値で、こういった漁師町の空気が色が合っていたのかもしれない。」
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自分を育ててくれた糸魚川への思いをUXの単独インタビューで語っていました。
■大の里(2024年)
「(糸魚川市は)自分の土台を作った土地でもあるし場所でもあるので、その町で育ったから通学路の光景だったり今でも忘れられないというか、きつい稽古をした後に下りる海洋高校の坂だったり、朝 学校に行く時の海だったり、冬は雪玉を作って遊んだりとか、本当にちょっとしたことだが通学路にすごく思い出が残っている。」
糸魚川での記憶と経験が、強さの原動力になっていました。
■大の里(2024年)
「糸魚川の経験があるから今があると思うし、6年間でたくさんのことを経験して今の体や精神面 すべてのことが作られた時間でもあったので、期待に応えられるように頑張りたい。」
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先週末、復活優勝を遂げた大の里から田海さんのもとに連絡が入りました。
■海洋高校相撲部 田海哲也総監督
「ここに電話来ました。女房に(大の里)本人から。『よくやったね、おめでとう』と言って女房の方がお祭り騒ぎになっていて、大の里も『優勝したよ』と言うことだけだったと思うんですよ。」
さらなる飛躍を期待しています。
■海洋高校相撲部 田海哲也総監督
「まだまだこんなものじゃない、大の里の力は。憎まれるくらいの強さを兼ね備えている。それくらいの才能を持っているので、まだまだ進化する。日本中から愛される強い横綱になってほしいし、陰ながらしっかりと応援していきたい。」
〝唯一無二の横綱〟へ歩みを進めます。
■横綱 大の里(26)
「またしっかり稽古に精進して、13勝、14勝、全勝を目指して頑張っていきたい。」